「ほていさん」(月島)

                中央区月島3−9−7
                          電話(03)3531−5200
                「月島駅」より徒歩3分





以前友達夫婦と「月島」に有る安くて美味しいお魚の店「魚仁」に行った時、
偶然このお店の前を通りがかったの。

そしたら友達が

「ここは『あんこう鍋』が最高に安くて美味しいお店なのよ。
でも、冬しかやっていなくて
私達は毎年ここに一度は食べに来てるの。
今度一緒に来ようよ。」

って、言ってくれてたの〜。





で、2月27日・・・夫婦4組マイナス1人
(一人奥さんが急用で来られなかったの)
の計7人で行ってきたの。





約束の6時半ちょっと前にお店に着くと


    


お店はちょっと下町っぽくて、こんな感じ・・・。
入り口は小さいのだけど、中は案外広いの。
メニューは右のコースだけみたいですよ〜。


さて
6時半を少し過ぎて、メンバーが全員揃ったところで
まずは「生ビール」で
「乾杯!」ね。


で、お料理は・・・・

ジャ〜〜〜ン!


     








上の「あん肝」を混ぜると↓になるの・・・。
w(°o°)w おおっ!!






どれも絶品の旨さ・・・・。
上の「ごま豆腐」もお刺身も、とに角新鮮で美味しいの〜。

でもって
メインの「あんこう鍋」ときたら、もう〜・・・
くぅ〜っ。


とに角、量が全体に多いので
メインのお鍋が食べられなくなるので
他のものは食べ過ぎないように・・・・。

なんて友達の助言も有ったけど
「全く問題な〜し!」
ウハウハしながらぜ〜んぶ食べちゃった・・・。


最後はこれにご飯を入れて「お雑炊」ね。
これが又旨いの旨くないのって・・・。
おかわりぃ〜 0。(^o^)_U

きゅうりと大根のお新香もグーでしたよ〜ん。





「ああ、もうお腹いっぱい・・・」
なんて言っていたら、

お友達の携帯に電話が・・・・。


「娘がボーイフレンドを連れて、もうすぐここに来るって言うのよ。」

「えっ?前に話してたアメリカ人のボーイフレンド?」


前にこの友達夫婦が我家に来た時に
チラッと話を聞いていたのよね〜。

娘にアメリカ人のボーイフレンドが出来たらしいんだけど
ちゃんとした人かどうか、心配で仕方がない。
出来れば
同じアメリカ人である主人と、
私にも一度一緒に会って欲しい・・・。

ってね。


一緒にいた全員が
「えぇ〜〜〜!」

その上、両親も彼に会うのは今日が初めてなんだって・・・。


皆、彼女達夫婦とは10年以上前からのテニス仲間。
お嬢さんがまだ子供の頃から知っているから
興味津々・・・。

と言うより、全員すっかり
実の叔父・叔母になった気分・・・。
全員に緊張が走る・・・。

特にお父さんとお母さんは、緊張で顔が引きつってたよ〜。
。=^-^=うふっ♪






やがてボーイフレンドと一緒に現れたお嬢さん。
彼の紹介も終わり

又もビールで「乾杯!」
それからは
全員が一斉に何気を装って彼のチェック・・・。


夫などは、まだ彼らが来る前に
「みんなに採点票を配ろうか・・・
質問に答える度に5点・・・とかね〜」
なんて言ったりして、大笑い。


まだ「結婚する」とかいう段階では無いって
お嬢さんが言っているのに
お父さんはもう、すっかり「花嫁の父」気分・・・。

だって、大事な「一人娘」なんだものね〜。


相手がアメリカ人という事は問題ではないらしいの。
今では「国際結婚」なんて
ちっとも珍しくないしね〜。





主人と私が結婚する頃なんて大変だったんだから・・・。
何しろ今から25年位昔の話なんだものね〜。

銀座で良くデートをしたんだけど
どこへ行っても「注目の的」・・・。
皆、私達をジロジロ見たわよ。


ある日・・・
二人で地下鉄のエスカレーターでホームに降りようとしていた時
殆ど全員が下から私達を振り返って見てたんだから・・・。
ホントだってば〜。

銀座ですらこうだったんだよ〜。


ましてや結婚してすぐの頃
二人で北海道や東北の田舎に良く旅をしたんだけど


ある東北の村では
道で私達とすれ違ったおばあちゃん
ビックラこいちゃって
アングリと口を開けたまま、私達二人をまじまじと眺め
そのままず〜っと口を開けたまま
私達が見えなくなるまで、いつまでも振り返って見てたのよ〜。





そうかと思えば・・・

アメリカ人の夫に興味津々で話しかけてくる人も結構多かったの。

質問は必ず
「日本食は好きですか?」

「はい、大好きです。」
(ここで皆とても喜ぶ・・・。)

で次は決まって

「お寿司は好きですか?」
「はい、勿論です。」


質問は大体皆ワンパターンね〜。(^^)


その次は必ず「納豆」と「梅干」はどうですか?
って聞くのよね〜。

「梅干は大好きです。納豆はまぁまぁ大丈夫・・・」

「納豆」まで大丈夫だという外人に
中々「なっとぅく」出来ないみたい・・・。(^_-)


最後のダメ押し
「塩辛はダメでしょう。」

「う〜ん、塩辛はあんまり好きではないです。」

これでやっと納得するのよね〜。(^^)v


面白いのはね
主人とお互いに日本語で話しているのに
何故か私に翻訳して欲しいといわんばかりに
質問の度に私を見るの〜。
。=^-^=うふっ♪





そんな事も今では懐かしい・・・。

今や、どんな田舎に行っても誰も振り返りもしないし、
ごく普通に話しかけてくるのよね。

ホントに時代は変わったわ〜。





で、話は元に戻るけど・・・。

その後、皆で「お茶」に行ったんだけど
さっきは「お腹一杯」なんて言ったのに
しっかり「ケーキセット」なんか食べちゃったわたし・・・。


でも
お嬢さんたちとその両親は
お茶も殆ど喉に通らなかったんじゃないかな〜、お互いの緊張感で・・・


その時も2テーブルに分れて
こっちは別の話題で話をしていたんだけど
心ここにあらず・・・。

皆、隣のテーブルの会話に耳ダンボだったの。
。=^-^=うふっ♪


で、その後は
若いカップルは又二人で何処かに出かけたようだけど
最後まで両親は複雑な心境みたいだったわ〜。


とっても感じのいい青年では有ったけど
親にしてみれば、
お嬢さんが幾つになっても心配で仕方が無いみたいね〜。





でも
大事な娘がボーイフレンドを初めて紹介する時の親と子の心境・・・。


そして
それを見守る良い友達たち・・・。
(って、自分たちも含めちゃったわ〜)


まるでステキな「ホームドラマ」を見ているようで
ほのぼのとした気分になったのよね〜。


さて、この若いカップルの恋の行方は・・・。





なんて、言ってる場合じゃ無かったわ〜。
今日も食べ過ぎと飲みすぎで
私のお腹はすっかり「ほていさん」だよ〜!

(;´д`)トホホ