ベルギー旅行


〜Antwerpen(アントワープ)篇〜




さて、旅の4日目は朝食後ホテルをチェックアウトし
アントワープへと向かったの。



「アントワープ」

ブリュッセルから北に45キロ、オランダ国境までわずか30キロの人口50万の町。
この町は港・
ダイヤモンド・ルーベンスの3つに代表される。




11時頃にホテルを出発、12時少し前に到着です。

この町に来た目的はと言えば、
勿論シャンパパに「ダイヤモンド」を買って貰う事!

と言いたいとこだけど、じぇんじぇん違います。
(*^^)v

「アントワープ」と言えば
「フランダースの犬」のお話の舞台になった町。



ネロがどうしても見たいと憧れ続けたという
教会の「ルーベンスの絵」を見たかったのよね〜。


さて、皆さんはこの「フランダースの犬」のお話を
まだ覚えているかしら。

な〜んとなく覚えているような、いないような・・・
という方は↓を見てきてなの。

フランダースの犬


さて、思い出して頂けたでしょうか。

私なんて、あらすじをついつい最後まで読んでしまって
大泣きしてしまったわ。
(>_<)


その教会がこの「ノートルダム大寺院」なんですって。


遠くから見るとこんな感じ・・・






そして

ネロとパトラッシュがミルクを売る為に通ったのがこの町ね。


↓左は市庁舎、右は町中の商店街と左奥に見えるのが教会です。


 



↓左は肉屋のギルドハウス。
現在は博物館として当時の家具調度品や
チェンバロなどの楽器のコレクションが展示されている。


   


↑右の写真は10世紀から16世紀まで使われていた要塞の一部で
500年間にわたり牢獄として使われていた。
現在は海洋博物館。





さて、話は教会に戻ります。

1352年から約170年の歳月をかけて建設された、
ベルギーで一番大きなゴシック教会で搭の高さは123メートル。


というだけ有って、
町のどこからでも見えるって感じだし、中も豪華で広いの〜。


それにしても、お話の中で
お金が払えなくてネロがルーベンスの絵を見られなかった・・。

と有るけれど、この教会は有料なんだよね。
金額は勿論違うにしても、昔も同じく有料だったのかしらね。


一般人は4ユーロ支払わないと
教会の入り口から5mほどまでしか入れないの。

多分、この教会の修繕費・維持費が凄いのでしょうね。


そして中に入ると








   



そして、そのルーベンスの「キリスト降架」の絵は
入って右側奥の方に有って、かなり大きい絵でした。






他にも「キリストの昇架」「聖母被昇天」なども有ったようなのだけど

何しろ前回も書いたけど、外は−4度で
シャンパパとシャンブランが震えながら
私が戻るのを今か今かと待っているからね。


大急ぎでショップで少々記念の品を買い・・・。
(≧m≦)ぷっ!

慌てて戻ったのだけど


私たちと2日ズレてマモンちゃんたちもベルギーに来て
ほぼ同じコースを回ったらしいんだけど、

そのショップの片隅に
ネロとパトラッシュのこういう物が置いて有ったんだって。

全然気が付かなかったわ〜。

後日マモンちゃんからメールで送られてきたの。






もっとも、

この「フランダースの犬」の話はベルギーでは
以前は殆ど知られていなくて

日本人が沢山「フランダースの犬」の足跡を知りたがる事から
観光案内所の職員が調べ上げ

ネロたちが住んでいたとされる町「ホーボーケン」を突き止め
現在はネロとパトラッシュの銅像が立っているんだって。


そんな訳で

ベルギーでもこの話はようやく知られてきてはいるらしいものの
この物語はネガティブで悲しすぎるので
ベルギーの子供たちには好まれないんだって。


日本人の私たちには
あの最後のシーンは少年が夢を結実したもの・・・
と思えて、悲しいけれど
何故か心を打つ美しい話として人気が有ったようなのにね。


ちなみにこのパトラッシュという犬の種類も
実際には毛足の長い耳の垂れた「ブービエ・デ・フランダース」
という犬種で、実は気性が荒く黒い犬が多く
白い犬はかなり珍しいんだって〜。





という訳で、
3泊4日のベルギー旅行もこれでおしまいです。


それにしても、楽しかったけどサブかった〜。

暑がりのシャンパパとプーパパでさえ、あまりの寒さに

ブルージュに着いた途端に二人揃って
「手袋」なんか買っちゃってたし

ワンコたちだって、カートの中でさえ
ブルブル〜〜〜!」


でもね、寒い訳だよ〜。

行ったのが
「ブル
ブルージュ」に「ゲント(厳冬?)」

だもんね〜。

(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!