トルコ旅行 「カッパドキア篇」 ーその2− さて、カッパドキアの2日目。 この日は「気球」に乗る事になっていて 気球ツアーの会社の車が早朝6時過ぎにホテルまで迎えに来るというので 二人共4時半に起き、特に気球は上に上がった時に寒いと聞き、 完全防備で6時過ぎに迎えの車に乗り 他のホテル客なども途中ピックアップして現地に・・・。 こんな冬のしかも早朝はとても寒いので、 気球が飛ぶのまでの間、こうして暖を取って待っているんだよね。 ↓テーブルの上には、切ったフランスパンとお茶の用意などもされていたよ。 ワンコたちは近所の仔たちと、スタッフのワンちゃんだって。 皆お客がくれるパンなどを 嬉しそうに食べていて可愛かったわ〜。 ところが、待つ事1時間半・・・。 どうやらこの日は風が少し強すぎるらしく、結局翌日に延期となりました。 o( _ _ )oショボーン 後で聞いたんだけど カッパドキアの冬は雨や風、霧の日がとても多く、 この12月はまだ4回しか飛んで無かったんだって〜。 これで、今回のトルコ旅行の目的の一つ 「気球に乗って空から雪のカッパドキアを眺める」 は、実現するのでしょうか〜。 ま、雪は殆ど無かったので無理にしてもね。 さて、車で又ホテルまで送ってくれ 朝食を済ませ、9時半に昨日のイケメンガイドさんが迎えに来てくれて (某ママのリクエストにお応えして写真載せちゃうね。(≧m≦)ぷっ!) この日はまず「ギョレメ野外博物館」へと向かいます。 7世紀の中ごろに始まったアラブ人の侵略により、キリスト教の中心地カイセリに住む教徒の一部は ギョレメ渓谷に移住した 教徒たちは隠れるのに容易なこの渓谷で簡単に掘る事が出来る凝灰石を利用して 短期間に教会や修道院を作った。 初めの頃は赤と黒のみを使った壁画が描かれたが 偶像破壊主義が終ると沢山の色を使ったフラスコ画が描かれるようになった。 ギョレメ谷には30以上の岩窟教会が そして周辺には400以上の教会が有るんですって〜。 有名な教会の壁画は12〜13世紀に描かれたものが多いんですって。 ↓これらは幾つもの教会の絵から抜粋したものです。 その後ガイドさんが 「これからジュータンのお店に行きますが、良いですか?」 私たちは 「でも、買いませんよ。」 と言ったんだけど、 「ジュータンも又カッパドキアの文化の一つですから 見るだけも全然構いませんよ。」 という訳で 私たちも本物のペルシアジュータンを見たかった事も有って入る事に・・・。 すると、ガイドさんは 「私は出口の方で待っていますので。」 というので、自由に見られるのかと思っていたら 側には支配人のような立派な身なりの中年紳士がいつの間にか側にいて、 「中をご案内しましょう。」 と言うではないの〜。 かなり大きな工房で、 ↓彼女たちの織っているジュータンの中には 1日に3列しか織れないものも有るのだとか・・・。 それにしても確かに素人目にも素晴しいジュータンばかりで 彼に寄ると 「世界ジュータンコンクール(?)で、我社は2年?3年連続優勝しているんですよ。」 てな事を言ってたよ。 確か↓これが去年の優勝作品 写真写りはイマイチだけど、それはそれは素晴しかったの〜。 とか言いながら この廊下を通って右に有る大きな部屋に案内されたのよね。 すると、 いつの間にかドアは閉められ、客は私とシャンパパしかいないのに 従業員は中に沢山いて、 彼の号令の元に・・・いやはや次々に高級ジュータンを 私たちの目の前に広げさせるではないの〜! まるで手品のように見事なパフォーマンス ドアは締め切ってあるし、 次から次に素晴しい高級ジョータンを並べられ 思わず、シャンパパが値段を聞くと 「こちらは約250万円、これは何百万円。」 と、いとも簡単に答えてくれるじゃないの。 なのに、シャンパパってば、まるで催眠術にでもかかったように 一枚位買っても良いような受け答え・・・。 慌てて 「ちょっと待って! 家にはこんな高級なジュータンは絶対に要らないわよ。」 すると、日本語なのに何となく分ったみたいで 「それならこれはどうですか?」 と広げたのは、私たちでも何とか買えそうな20万円ほどのもの。 普通は2倍近くするものなんだけど、これは今回特別に アメリカン・エクスプレスカードを使うという条件で 安くするというのよね。 でもね、これが又、ステキだったのよ〜。 しかも、無税に送料込みなんだって! \(◎o◎)/! 写真が無いのが残念なんだけど、ベージュと茶色の とってもシックでシルキーでそれはステキだったの〜。 多分、日本やパリで買ったら相当する物だとは思ったし 本当に買おうかと、実は二人共思ったんだけど・・・ 結局、止めました。 だってね、↓見てなのよ。 我家にはシャンデイにブランディ、時々プーちゃん&CoCoちゃん、 それに空ちゃんだって遊びに来るんだよ。 若し、その20万円なり、それ以上のジュータンなんか買ったら 彼らが何かする度に 私たちよりママたちが ジュータンを汚しやしないかと気が気ではないでしょ? ワンコたちだって、楽しく無いと思うのよね。 やっぱ、「高級ジュータンは我家には要らない。」 という結論になったって訳〜。 で、買わないと分ったら、まぁあっさりしたもんよ。 とっととドアを開けて返してくれたわさ〜。 (≧∇≦)ぶぁっはっはっ!! この後はトルコの人たちに人気の庶民的なレストランでランチ。 更に、午後は陶器のお店へ〜。 続く