石垣島旅行〜♪


ーその3ー




さて、旅の3日目は

まず

朝9時頃「石垣島」出発の船で少し沖に出て
海底の「熱帯魚」を見に行く事にしました。

この船はね
船底にガラス張りの窓が有って
船の中に居ながらにして、
海中を泳ぎ回る綺麗な熱帯魚たちを見る事が出来るんだよ。






   


本当に信じられない程美しい
沢山の種類の熱帯魚達が泳いでいたんだけど

船の中だからガラス越しなのと、海底だしね。
それに
何と言ってもお魚さん達が、
ちっともじっとしていてくれないのよ〜。

なので
沢山写真を撮った事は撮ったのだけど、マシだったのが
たったのこれ二枚・・・。
(-.-)

でも、
これじゃあ、皆さんにあまりに申し訳ないでそ?。


なので
ホテルのフロント近くに置いて有った水槽の中の熱帯魚さんたちに
急遽、登場して貰いました。


  


と言っても、こっちも写りは今一つよね〜。

可愛い「ニモちゃん」家族も撮ったのに
それもボケボケでダメだったわ。
(;´д`)トホホ





この後はいよいよ
西表島(いりおもてじま)に向かいます。


石垣島から「西表島」までは、高速船で約40分。

島の90パーセントはジャングルで、
イリオモテネコ、カンムリワシ、セマルハコガメ

と言った、貴重な野生生物が生息し
「東洋のガラパゴス」と呼ばれているんだって・・・。


そうそう、そう言えば
石垣島をドライブしていた時にね

道路の真ん中で、
何やらカラスとヘビが戦っているような凄いシーンを目撃したのよ。

で、車を止めて皆で良く見たんだけど

Yちゃんが

「ちょっとちょっと〜、あれヘビじゃないわよ。
ハブよ。
頭の形が違うもの〜。見て〜。」


ひぇ〜〜〜!

それも
戦っていたんじゃなくて、カラスがハブを食っていたんだわさ〜。

カラスがハブを振り回すもので
てっきり戦っていると思ったんだけど

すでに大分食われちゃって
ハブ」がンになってたわ。

く・・・苦しい・・・。


それにしても
カラスも猛毒を持つハブまで食べるなんて
相当
クロウ(Crowカラス)してるんだね〜。
(*^^)v


それから、こんな珍しい鳥まで道路に・・・。

「鵜」(
)の種類じゃないかな〜、と思うんだけど。
ただの私の素人考えなので
飲み」にしないようにね〜。
^_^;

この鳥、私たちの車が近づくと
道路からバサバサと飛んで、道路わきの木に・・・。


   


迫力が有ったよ〜。





さて、こうして高速船に乗って行くんだよ〜。


   



「大原港」から、「マングローブ林」を見るための
「仲間川遊覧船」乗り場までは
徒歩10分ね〜。


   



ここから船に乗ってすぐに・・・見えて来ました。

マングローブの林です。


   






さて、
マングローブってね

私はてっきり
この変わった木の事を言うのだと思っていたのだけど

熱帯や亜熱帯地域の河口など
満潮になると海水が満ちてくる所に生えている
植物全体の事を言うんだって。

世界では100種類以上有るらしいよ。

ちなみにこの西表島の木は
「おひるぎ」「めひるぎ」という木が多いんだそうですよ。


カニ、エビ、貝や魚などが住んでいたり
水鳥がエサを取ったり、休む場所として
大切な木なんだって。


そして暫くすると
国の天然記念物「
サキシマスオウノキ群落」に到着です。

板根と呼ばれる地中から張り出した根が特徴なんだって。
凄いでしょ。





それに大きい木なの。

   






この後は3時間レンタカーを借りて
島を回る事にしたの。



まずは「
由布島(ゆぶじま)に行ったの。


ここは西表島の東方沖合いに浮かぶ、周囲2キロほどの小さな島で
島全体が亜熱帯の樹木や花で覆われていて
植物園になっているんだよ。


そして

この島に渡るには、水牛車でね〜。

距離は約400メートルなんだけど
何しろ水牛だからね、
トロトロと10分〜15分ほどで渡るんだよ〜。

牛歩っていうけど、ホントにゆっくりなんだよ〜。

おまけに
時々のんびり
ウン〇なんてしたりもするから
その時は更に数
フンかかる訳ね〜。
(*^^)v


   


この水牛ね

何と、車を引く取り付け台に右・・・左・・・
というように、ちゃんと自分で頭を入れてセットするんだよ〜。

賢いのね、ビックリしちゃったわ。






でね
乗ったら、客だからって、ただ座っていちゃいけないの。
全員歌を歌わされるんだよ〜。

この水牛車の天井には
「沖縄民謡」の歌詞が所狭しと張ってあってね、

歌わないと
「やり直し!もっと元気良く!」

と叱咤激励されたりするんだよ。
^m^

でも、
若い人たちは沖縄の古い民謡は、あまり知らないみたいだったわ。
私は何故か沢山知ってたの。

ヘンだわ、何故かしら〜。
(^^;;) オホオホ・・

でもって
行きと帰りは違うおじさんだったのだけど
どっちもさすがに歌がうまかったわ。
(^^)


そしてこの水牛たちはね
一仕事終えるたびに
こうして水浴びさせないといけないんだって。



   



   





この後はレンタカーであちこちドライブね。


そして石垣島に帰る最終の船の時間まで
あと約1時間程となったの。


それで

「後、1時間有るけど、どうしようか〜。
レンタカーは3時間借りて有るのに
2時間で返すのは勿体無いよね。」

と私が言うと

「あっ、それなら
さっき船のガイドさんが、
近くにマングローブの群生林が有るって言ってから
そこに行ってみない?」

と、Yちゃん。


「まぁ、見つからなくても
のんびり時間まで島をドライブもいいじゃない。
それにしても
今回の旅も、一日目は雨だと言われたのに
雨どころか
こんなに素晴らしいお天気続きだし
毎日最高よね〜。」


「ホントホント・・・。
私たちには絶対に神様が付いてるのよ〜。」

「そうだよね〜。キャハハ・・・。」





な〜んて笑いながら

それから暫く走ったのだけど
そのマングローブの群生林が中々見つからないの。


で、地図を見ていたYちゃん

「あっ、あそこじゃない?
確かイリオモテネコの付いた橋のすぐ先、って言ってたから・・・。」


「そそっ、ここよ、ここ!」


すぐにシャンパパが車を止め
どこか駐車する場所は無いかと周りを見渡すと・・・

反対車線のちょっと戻った場所に
丁度一台分位止めるスペースが見つかったの。

で、シャンパパが

キィ〜〜〜〜ッ!

と車をバックしたの。

バックシートの左側に座っていた私は
何気に後ろを振り返ると・・・・


あぁぁぁぁぁ〜!

橋の側の白いガードレールが突然目に飛び込んで・・・


ガガガ〜ガリガリ〜〜〜〜!!!!


慌てて車から飛び降りた私が目にしたものは・・・

無残に車の左側後部に付いた
30センチ程の生々しい傷跡でした。

( ̄□ ̄;)ガーン


殆ど新車に近い車だったから
その傷も、ヤケに目立つの〜。


一瞬車内も

  シィ〜〜〜〜ン・・・。




すぐに、この雰囲気を何とか取り繕おうと
Yちゃんが口を開く・・・。


「まっ、しょうが無いじゃない。
〇〇〇(シャンパパ)だって仕事で疲れているのに
毎日私達のために運転してくれてたんだし

こういう事もたまには有るわよ。

ここでこうしていても仕様が無いし、
折角ここまで来たんだもの、マングローブの群生林を見に行こうよ。」

yちゃんのドイツ人のご主人も言う。

「そうですよ。
大丈夫、その為に保険に入ってます。」


「でも、後1時間も無いし、
これからガソリンを満タンにして返さないといけないし、
それに
保険の手続きとか時間がかかったら

船の最終便に乗り遅れるかもしれないわ。」

と、落ち込む私・・・。
さっきまでの幸せ気分は何処へやら・・・

なによ〜。
神様なんて、付いて無かったじゃん・・・。
(ノヘ;)シクシク..




「いいからいいから。
何とかなるって、さぁ、マングローブを見に行こう!」


二人は何とか気分を引き立てようとしてくれるのだけど
私もシャンパパも、もうマングローブどころでは無く
車の中でじっと座っていたの。

すると、5分もしない内に二人が帰って来て

「やっぱり大したこと無かったわ。
さっき見たのと同じだった。
じゃあ、行こうか。」


落ち込む私たちにYちゃんは尚も言う・・・。


「大丈夫だって。
もし、船に乗り遅れたら、皆でここに一泊すれば良いのよ。
今は空いてるから、何処でも泊れるって。

それに

若し、何かでお金がかかるのだったら、4人で払えば良いのよ。
一緒に旅をしてるんだもの、何か有ったら全員の責任よ。
心配しないで。」

ご主人も言う
「そうですよ。大丈夫ですよ。」

くぅ〜、泣けてくる〜。
何と言う、美しい友情・・・。





それからガソリンを満タンにし
レンタカーを返しに行ったの。

そして

そのレンタカー会社の係りのおばさんに

恐る恐る・・・

「すみません。
実は・・・車をブツけちゃいまして・・・。」

「えっ?事故ですか?」

「あの〜・・・ガードレールに車をこすっちゃったんです。」


「あっ、そう。どこですか?」

「あ、ここね。他には何処か?」

「いえ、そこだけです。」

「あ、そうですか。分りました。
保険に入っておいて良かったですね。(笑)

じゃ、この保険の書類にサインだけしてって下さい。
後はこちらでしますから。」


あんなに心配したのに
レンタカー会社に着いて、ほんの5分で一件落着!

良かった〜!




そして

最終の船にも悠々間に合ったのでした。

ヤレヤレ・・・。





船を待つ間にYちゃんが私に言う。

「あのね、事故っていうのは
誰でもいつ何処で遭うか分らないものじゃない?。
それは“一次災害”だから、仕方が無い場合も有るよね。

でも、問題はその後なのよ。

事故を起こして、すっかり落ち込んで
更にもっと酷い事態を引き起こしてしまったりする事も良く有るでしょ。
それが“二次災害”よね。

何か有っても
この二次災害だけにはならないように気を付けなくちゃいけないのよね。。

でもね〜、

ほらぁ、結局何事も無かったじゃないの。

やっぱり、私たちには神様が付いているのよ〜!」




やっぱり、「持つべきものは良いお友達」

だね!


続く・・・。


えっ?
だれ〜?まだ終わらないの?

って言ってるのは〜。