那須「二期倶楽部」
















昔「那須」には私が以前仕事をしていた時の
会社の別荘があってね、

それが何故か殆ど誰も使わなかったので
まるで自分の別荘のように

前の子の「サニー」を連れて三人で良く行ったの。


その途中に
この「二期倶楽部」が有ったのね。

でも、その頃は
まだ全部で六室かその位の、
とっても豪華な会員制のゲストルーム・・・
っていう感じで

一度は泊ってみたいな〜・・・
なんて思っていたのだけど

とても「おハイソムード」で、
こんな所に泊るなんて、とても無理・・・
とあきらめていたのよね〜。





それが「バブルの崩壊」が原因かどうかは分らないのだけれど
今は誰でもネットで会員登録すれば
簡単に泊れるようになったの。


そして、行ってきた友達や知り合いが
皆、口を揃えて「素晴らしかった」
っていうので






1月19日から二泊三日で那須「二期倶楽部」に行く事になったの。




本当は「お正月」に行きたかったのだけれど
ちょっと「予算」と合わなかったのよね〜・・・。^_^;


今回は冬の「オフシーズン」、それも平日のみの「特別料金」だったのよね〜。


ネットで予約も取れたし、
シャンディもいつもの「ワンドッグ」さんにお願いし


19日午前9時に出発です。




まず、シャンディを車で「ワンドッグ」さんに送って行き

帰りの21日はシャンパパは仕事が有るという事で
会社のある「赤坂」まで車で行き

彼の車は会社の彼の駐車場に置き、タクシーで東京駅へ・・・・
という事になっていたの。


出来れば車で行きたかったのだけど
雪が降った場合には、普通のタイヤでは無理・・・
という事で、新幹線で行くことにしたのね。





「那須塩原」にはホテルからの送迎バスが「12時15分」という事で
その後は2時間置きなんだって・・・。

それで
そのバスに丁度間に合う新幹線に乗る事にしたのだけど・・・。

当日は朝から「雨」・・・。

かなり余裕を持って家を出たはずなのに
道はどこも、ものすごい渋滞・・・。

「これじゃあ、やっぱり間に合わないから、
次の新幹線にして、「那須塩原」の駅周辺でランチでも食べて
次の2時15分のバスにしよう。」

って話していたの。

シャンパパの会社からタクシーに乗り
「東京駅」に着いたのが
乗る予定の新幹線の発車5分前・・・・。


「ん?ひょっとすると急げば間に合うかも・・・」

で、チケットを買いに走ったのだけど
慌てているから、何処で買っていいのか分らない・・・。

近くの駅員さんに
「那須塩原行きの新幹線のチケットはどこで買ったらいいんですか?」

って聞いたら、

「えっ?10時44分発の「やまびこ157号」だったら、もう出発するよ〜。
チケットも何にも買ってないの〜?

じゃあ、これ持って、まっすぐの突き当たりの階段を上って、急いで!」

って、何やらメモ用紙の切れっぱしにハンコを押したものを渡されたの。






何だか分らないけど、
とにかくシャンパパと二人で走る・・・走る・・・。


で、階段を上っている途中で、もう「発車」のベルが鳴り響いてたの。

血相を変えて飛び乗るわたし・・・。
きゃ〜・・・滑り込みセーフ!

後から荷物を二人分抱えて走って来たシャンパパなんて
殆どドアが閉まる寸前だったんだよ〜。


「ああ〜〜〜、何とか間に合って良かったね〜!」
暫くは二人とも心臓がバクバク・・・。


「ところで、この新幹線で良かったのかしら。」

アチコチきょろきょろ眺めたら、間違い無いみたいだったわ。
ヤレヤレ・・・。

これが、全然違うとこ行きで
おまけにシャンパパだけが乗り損ねていたら・・・・。

なんて、考えただけでぞっとしたわ〜。^_^;


この旅行も、最初からハプニングが・・・。
先が思いやられるわ〜。^_^;




さて、12時2分に予定通りに「那須塩原駅」につき
バス乗り場の方に行ってみると・・・・


ちゃんと「二期倶楽部」のバスが待ってくれていました。





東京は雨だったけど、ここは綺麗な雪景色だったの。

良かった!


バスはこんな道を通ります。






そして30分後・・・・。


着きました。
「二期倶楽部」ってこんなとこだよ〜。

http://www.nikiclub.jp/
ここをクリックしてね。


広大な敷地面積は、何と4万2千坪もあるんだって。
そしてデザインを手がけたのは
イギリスの有名な建築家コンラン卿だそうです。

そのせいか
一歩敷地内に入ると、まるで外国にいるみたい〜。




(フロントの側の暖炉)




さて

チェックインの後は
「お部屋」の案内です。





こんなステキなアプローチを通って・・・・


     



私達は「東館」のコテージタイプです。


お部屋はね・・・



      


   
(ベランダからの眺め)




(建物はこうなのよ〜)


それから

まずはレストランで「ステーキランチ」を食べ
二人でお散歩に出る事にしたの。


その頃には雪も上がって良いお天気・・・。
う〜ん、私ってやっぱり「晴れ女」なのよね〜・・・。









ここから昔「サニー」と良く行った会社の別荘は徒歩10分位の所に有る筈・・・・。

と歩き出したのだけれど


何だか、昔と雰囲気が全然違うの。


昔はごく普通の木造の別荘が多かったのだけど
どの家も豪華な別荘に変わっていたの。


そうだよね〜。
あれから20年近いのだもの。

すごいバブル期も有ったしね〜・・・。



         


ようやく見つけた昔の会社の別荘は
素晴らしい別荘に建て直され、他の人の所有になっていました。


でも、しばらく
「ここをサニーと一緒に、毎日散歩したね〜。」

なんて、二人でちょっと思い出にふけったりして・・・。




その別荘は何のへんてつも無い
普通の一軒家だったのだけど

裏の斜面の林側にウッドデッキが有ってね
そこのイスに座って
いつも静かに「小川のせせらぎ」を楽しみながら本を読んだり

24時間流れっぱなしの温泉に
何度も浸かったり・・・・

そして「サニー」もリード無しでもお散歩出来たんだよね〜・・・。
それも今は懐かしくて、素晴らしい私達の思い出・・・。


でも、この別荘地も、もう当時の面影さえ無くなってたわ。


2時間ほどアチコチ散歩したら、もう夕方・・・。
ちょっと寒くなったし、帰って「温泉」に入る事にしました。







お部屋に帰ってタオルを持って
まずは広い庭園に有るという「露天風呂」に直行です。

夕焼けが綺麗だったわ・・・。






この左側の道を通って行くと・・・。

ジャ〜ン!






こんなステキな誰もいない「露天風呂」にゆっくり30分ほど浸かり・・・

きっとシャンパパの方も一人だろうと

「もうそろそろ出る〜?」

なんて、まるで昔の銭湯みたいに
大声で叫んだのに、返事が聞こえない・・・。


後で聞いたら、彼の他に台湾人の方が二人いたんだって・・・・。
トホホ・・・。^_^;



      

(露天風呂近くの景色・・・素晴らしいでしょう)




それからちょっとだけドレスアップして
倶楽部内のレストランにディナーに行ったのよね。



レストランはこんな感じ・・・。





ここで「フルコースディナー」を食べたのよ。


       


        


どれもとっても美味しかったのだけど

最初に出た「クラム
チャウダー」・・・・こんなに少ないのは初めて見た〜。
ホント
冗談と
チャウダー?な〜んちゃってね。^_^;


でも、とにかくこの倶楽部、スタッフのしつけがとっても行き届いているの。








以前行った友達が
「ここでは全てにガッカリさせられたり
不愉快な思いをする事は全く無い、素晴らしい所よ。」

って言ってたけど、本当にその通りだったわ。






  二日目も朝から素晴らしいお天気・・・。

まずは朝食です。

夕べのディナーと同じ場所です。


           


        


        



特にね、左下のお野菜がメチャ美味しかったのよ〜。

このお野菜は敷地内に有る大きな「ビニールハウス」での栽培で
とても手をかけた有機野菜でね
この倶楽部のレストランでの食材として
全てを賄っているんですって。

それもとっても美味しいので
手は加えずに、全てそのまま生で、
それも「お塩」と「
もろ味噌」のみで食べて頂く・・・・

ってとこが、「
ミソ」なんだって・・・・。(^^)


ホントに甘くて美味しかったのよ〜。





このときに、何だか急に美味しいお蕎麦をお昼に食べたいな・・・

と思ってスタッフに聞いたらね

「黒磯に絶対にお勧めの美味しいお店が有りますよ。」
と言ってくれてね、
ご丁寧に地図までコピーして持ってきてくれたのよ〜。


で、今日もお散歩がてら途中まで歩いて行って
疲れたらタクシーを・・・・
という話だったのだけど





それが・・・何と2時間も二人で歩いて行っちゃったのよ〜。

途中の景色も素晴らしかったし
雪が凍ってちょっとすべるので
仲良くお手手つないでね〜・・・・。


        





       



そして着いたのが・・・・この「お蕎麦屋」さんです。








          



「石心」
黒磯市西岩崎232−308
電話 0287−68−1075


お蕎麦もとっても美味しかったけど
大きなガラスの窓からは美しいこんな野鳥も鑑賞出来るの。
素晴らしかったわ。

ここの女将さんも、とってもテキパキしていて気持ちいい方でしたよ〜。
名物女将さんなんだそうですよ〜。

ここで偶然
この「お蕎麦や」さんを紹介してくれたスタッフの方にお会いしたの。
ステキな彼女と一緒でね・・・。

で、帰りは「那須塩原」からの「二期倶楽部」のバスが
近くを通るので、途中で乗せてくれるように手配してくれる事になったの。


で、約束の場所で待っていると
先ほどのスタッフの方が
自分の車で迎えに来てくれたの。


何でも、倶楽部のバスは満員で乗せられないので
丁度同じ倶楽部のスタッフである彼女を送って来ていて
本人は休日だったので、私達を迎えに来てくれたんだって・・・・。


本当に有難う!








若し、彼がいなかったら
二人とも携帯は持って来ていなかったし

場合に寄っては、歩いて又倶楽部まで戻らなければならなかったかも知れないしね。
助かった〜。

倶楽部に戻ると、フロントでスタッフに
「お疲れ様でした。ゆっくりお風呂にでも入ってお体を休めて下さい。
それにしても
ここから2時間も歩いてお蕎麦を食べに行ったお客様は初めてです。」

って笑われちゃったわ〜。





それで今度は館内の「露天風呂」に行ってみる事にしたの。





この時も、他には誰もいなくてね、
のんびりお風呂に浸かったら、もう体がポッカポカのいい気分・・・。






シャンパパもその時は一人だけで
イスの向こうの雪の上に
まるで子供にかえったように裸足で絵を描いてきたんだって・・・。

う〜ん、そうか〜。
私も雪の上にちょっと裸で横になれば良かった。

これがホントの
那須のヴィーナス」・・・・な〜んちゃってね〜。^_^;









(帰りはこんなムードになっていました)









そして、今夜は「本館」の方の
「フランス料理」のレストランでディナーを食べる事にしました。


こちらもとってもいいムードでしたよ〜。





     



お料理はね





        


         


つい、食べるのに夢中になってしまって
若干お見苦しい写真も有るには有りますが
こんな「フルコース・ディナー」でした。


中は高い吹き抜けで、ピアノの生演奏も有ったりして
ムード満点でした。




(レストランからの帰り道です。)


そうそう、夜遅くには「お稲荷さん」のお夜食のサービスも有ったりして
至れり尽くせり・・・でした。






翌21日はシャンパパがお昼からの大事な会議が有るという事で

9時には朝食を取り、タクシーで帰る事になったの。





最後に「
那須」を使って
バッチリダジャレを「ぶっぱ
ナス」つもりだったのに
これが中々難しい・・・。


















ここまででも散々皆さんを
さぶ〜いダジャレで震え上がらせてしまったかもしれないけど

最後には私まで震え上がったわよ。

この二日間の「二期倶楽部」の請求書でね〜。(^^)