ニュージーランド

  ー中 編ー






早いもので旅も5日目・・・

今日は「
ワナカ」より「クイーンズタウン
そして「
テ・アナウ」に向かいます。

距離にして280キロ、車で約4時間の予定です。


クイーンズタウンでは周辺にある「
アロータウン」という
小さな町を観光します。


途中の道も紅葉まっさかり・・・。
ニュージーランドでは
「紅葉」と言うよりこんな風にゴールドに染まる木が多いんだよね〜。


それが陽の光を浴びて
まるで燃えているよう・・・。
ホントにため息が出ちゃうよね〜・・・・。


   


道は殆ど車もなく、快適そのものです。

さて
予定通りに「
アロータウン」に到着です。
クイーンズタウンからは北東へ21キロほどの小さな町です。


ここはね、1862年にアロー川で金が発見され
急速に発展した町なんだって・・・。

最盛期にはこの小さな町の人口が
何と7000人にまで膨れ上がったんだってよ〜。

そして当時はここに
ホテル・酒場・ギャンブル場・ダンスホール・ショップ
郵便局・学校・市民ホールまで有ったんだって・・・。


    


    


    


      


      



ホントに小さくて、こじんまりした町で
アッと言う間に見物も終わっちゃった〜。


      



そろそろお昼近かったので
この町の小さなベーカリーで
「ポークとリンゴのパイ」や「カスタードパイ」など
幾つか買ってきたの。
とっても美味しそうだったのよね〜。

上の赤いバスはね、町を通っているバスみたいなんだけど
とっても可愛かったわ。


そうそう・・・話のタネに町の不動産屋さんの窓に貼ってあった
売出し中の家のチラシをチラッと見て
ビックラこいてのけぞっちゃった〜。

見てよ〜、このお値段!
どないなってまんねんねん・・・。\(◎o◎)/!

この小さな町「
アロータウン」にあるこんな小さな家がぁ、
あろー事か
何と、日本円にして約
5800万円だって!
( 1NZドルが今の為替で約80円)

裏に山の一つも付いているのかと
チラシを穴の開くほど良く見たんだけど
そんな事は書いて無いみたい・・・。

やっぱ、買うのは止めたわ〜。
・・・って、買う筈も、買える訳も無いんだけどさ〜。
ブブッ。





この後、「ランチ」を食べる為に
適当な公園など探しながら、又ドライブね〜。





暫く行くと・・・有った〜!


    


綺麗な公園が・・・。

ここで食べた「ランチ」のパイも「デザート」も
とっても美味しかったの。
ついでにビールもね〜。(^^)v


私達が食べていると
「鴨」がた〜くさん寄ってきて、それが又可愛かったんだよね〜。






そして
そのまま「
テ・アナウ」に向かいます。

着きました。

「テアナウホテル&ビラ」というホテルに泊まったんだけど
ごく普通のモーテルのような所なので
ホテルの写真は撮って無かったわ〜。

夕方、湖の周りを散歩したんだけど
とっても気持ち良かったわ。
長袖のTシャツ一枚で丁度いい感じだったしね。


    



     


    


湖の周りの民家・・・どの家も割とこじんまりしていて
でもお庭はとっても綺麗にしていて、バラを植えている家が多かったわ。
ホントにイギリス的なのよね〜。





ここに一泊して
夜は「土蛍洞窟ツアー」に参加する事になっています。


さて・・・

ホテルのすぐ近くにこのオプショナルツアーの観光会社が有って
夜8時からの船に乗ったの。


ところが夜だったし、「土蛍」は写真撮ってはいけない
という事で、その写真は一枚も無いの。


ただね〜。
湖を「高速艇」に乗って50分ほどの洞窟に行くのだけど
夜空の星が素晴らしかったの。

去年のボラボラ島でも凄かったんだけど
ここの星はもうそれ以上・・・・。

何と言ったらいいのかしら・・・。
世の中にこんなに星が沢山有ったの?
って感じで

一部の空は星の川なのよ〜。
それも・・・星がどれも日本で見るよりうんと大きくて
チカチカ輝いているの。

ホントに幻想的だったわ〜。

船の中も灯りを付けてないの。
星がより美しく見えるようにね〜。





そして「土蛍」も又・・・幻想的だったわ〜。
ここで写真をお見せ出来ないのが、とっても残念!


でもね
「蛍」と言っても、普通日本で見るものとは全く違うもので
「ハエ」の仲間の昆虫の幼虫が光を発しているんだって・・・。

洞窟の中でのこの「土蛍」は不思議な
何か「異次元の世界」と言うか・・・
夜の宇宙に迷い込んだような、そんな気分になったわ〜。






そして翌日は
「ニュージーランド」を代表する風景と言われる
フィヨルドランドの
ミルフォードサウンド」へと向かいます。

その後「クイーンズタウン」に戻り、二泊となります。


「テ・アナウ」から「ミルフォード・サウンド」までは130キロ
でも山道なので3時間ほどかかるんだって・・・。



   


「ミルフォードサウンド」

氷河によって周囲の山々が1000m以上にわたり、
垂直に削り取られ海に落ち込んでいる

「サウンド」とは「入り江」の事。


ニュージーランドでも最も雨が多く、年間降水量6000mmにも達し
快晴の天候に出会う事は滅多に無い・・・。


↑ここんとこ、良く覚えといてね〜。





予定より1時間以上前に「ミルフォードサウンド」に到着です。


午前11時発の「2時間クルーズ」に参加です。


船着場に行く途中の景色・・・。

綺麗でしょう。

下の「鶴」のような鳥は
「ホワイト・フェイスド・ヘロン」という鷺の一種だと思うの。


     


この船に乗ったのよ〜。






そして・・・・こんな壮大な景色が広がります。

お天気は
勿論・・・・
「大晴れ」よ〜!


で、船に乗って暫くすると・・・・。


ジャ〜〜ン!


   





    


     


ニュージーランド・ファー・シール」というオットセイが
アチコチでお昼ねしていたよ〜。


ニュージーランドには他にも
「イエロー・アイド・ペンギン」「フィヨルドランド・ペンギン」
「イルカ」や「クジラ」などもいて

この日も「
イルカ」はいるかな〜・・・・と期待したんだけど
残念ながら見られなかったわ〜。





こうしてめったに晴れる事が無いという「ミルフォード・サウンド」の壮大な景色を
大晴れの素晴らしい天候の中
二時間のクルーズを楽しんだのよ〜。

どうよ〜!
「晴れ女」の威力!
( ̄ー ̄)ゞ フフフのフッ




さて・・・・

この後は更に5時間のドライブで
「クイーンズタウン」に向かいます。


その途中
こんな光景に出くわしました。


これはね、
ケア」という体長約45センチ程のオウムなんだけど
高原地帯のこの辺りには沢山いると聞いていたのに
今日まで一度も見かけなかったのだけど
初めて見たわ〜。

この「
ケア」というオウム・・・
ちょっと渋滞した車に止まって
悪戯したり、食べ物をねだったりするらしいのだけど

まるでカラスみたいで、ちょっと危ない鳥らしいの。
近づいてきたら
充分
ケアが必要ね〜。(^^)


   





そして、お天気も最高だったので
途中、ハイキングコースを見つけたので
ちょっと寄り道してみる事にしたのだけど・・・・。

これが最高だったの〜。





45分コースという事で、気軽にちょっと入ってみたら・・・・。


     


              


倒れた木が苔むして
何だかどれもまるで「動物」や「怪物」が横たわっているように見えて
とってもメルヘンチックだったのよ〜。


そこへ

チチチッ・・・と小鳥が寄ってきたの。





動き回るので、ちょっと写真がボケちゃったんだけど
私達の足元まで寄ってきて
靴をチョンチョン・・・ってつつくの。

可愛い・・・・!


    


この小鳥はスズメを一回り大きくして
足を長くした感じなんだけど
ニュージーランドでもっともフレンドリーな小鳥で
ニュージーランド・ロビン」っていうんだって・・・・。


この後
まるで私達をいざなうように、チョコン・・・チョコンと
飛んで行ったんだけど、
ホントに「童話」の世界に紛れ込んだような
不思議な気分にさせられました。


後で日本人のガイドさんに聞いたんだけど
ここもやはり雨が多い為
訪れる観光客は殆どいないんだって・・・・。

何年もニュージーランドに住んでいる彼でさえ、
まだ一度も行った事が無いって言ってたよ〜。。

ラッキー!





さてさて、長くなった「ニュージーランドの旅」
「前編」「後編」の二部にしようと思ったのですが

まだまだ素晴らしい写真が一杯有るの〜。

そこで
急遽三部作にする事にしました。


ドライブの途中で
偶然見つけた「
ガン湖」は思いがけずに楽しい寄り道でした。

「クイーンズタウン」まではまだまだ長い道のりなんだけど・・・

がん張るぞ〜!


続く・・・。