ニュージーランド

ー後 編ー




4月23日(金)、旅も残すところ後二日となってしまいました。

この日は「クイーンズタウン」より
終日「
グレノーキーツアー」というオプショナルツアーに参加です。


午前9時、日本人男性のガイドさんが
7人乗り位のバンでホテルに迎えに来てくれました。






今回の旅は全て「個人旅行」なのだけれど
初めてのニュージーランドだし
出来るだけ沢山自然に親しむ旅にしたかった為
日本人のガイドさん付きの現地の「オプショナルツアー」に
幾つか参加したのよね〜。

動物やお花、そして植物の説明は日本語の方が私には分りやすいからね〜。


この日は他に参加者は無く、主人と私の二人だけという事で
ガイドさんに自由に色々質問も出来たし
とっても得した気分・・・。



このガイドさんは静岡出身の方だそうで
今は小さなお子さんと奥様の三人で
こちらで暮らしているんだって・・・。

一生ニュージーランドに住んでいたいって言ってたよ〜。
ホントに住みやすい国なんだって。

分るような気がするな〜。





1時間ほど色々と説明を聞きながらドライブし
グレノーキー」へと向かいます。


途中「
ベネッツ・ブラフ」という所で、まずは「砂金採り」の体験です。







こうしてガイドさんが3人分の砂を取ってくれてね、
上から砂やゴミなどを少しずつ振るい落として行くんだって。

そうすると・・・。
金は重いので、最後まで残るって言うんだけど・・・


「今までに金を見つけた人はいるんですか?」
って聞いたら

「大分前ですが、60キロの金鉱石を見つけた人がいたようですよ。」

そうと聞いたら「砂金取り」にも力が入るわ〜。

で・・・

必死に教わったように頑張って砂を振り落とし・・・

「どうかしら・・・金は有ります〜?」

「あ、有りましたよ。ホラ・・・ここに・・・」

「ホント?どこ?」

見えない・・・・。

「えっ?どこどこ?」

「ホラ、ここに三粒有りますよ。」


目を「出目
」のようにして必死に探したんだけど

結局、最後まで私には見えなかったわ〜。

虫メガネが無いと見えないほど小さかったのよね。
o( _ _ )oショボーン

やっぱり「一攫千金」は無理だったわ〜。





この後、「
グレノーキー」の町でお茶などして、「キンロック」に向かったの。

ここで「バーベキュー」のランチなんだって。

ガイドさんが「材料持ち込みOK」のレストランで
バーベキューの準備をしている間に
私達は美しい湖の畔をお散歩ね。

山の中腹に白く流れる雲もまたステキでしょう。


      


     





こんな景色を眺めながらのランチだったんだよ〜。
うっとり〜・・・。


そして、バーベキューも又、とっても美味しかったのよね〜。
それにこの気持ちのいいお天気・・・。
最高!


    


   
                                (この家の左側がレストランです)



この後は「
マウント・アスパイアリング国立公園」に向けて出発です。





さて、到着です。


この下の山は「ロード・オブ・ザ・リング」に出ているんだってよ〜。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-





         





    



何処もまるで「絵」のようでしょう。

澄んだ水色の湖には美しい山や青い空が、そのまま映っているんだよね〜・・・。

ホントにこのベンチにゆっくり座って
終日この素晴らしい景色を眺めていたい・・・・。
って思ったわ〜。


それから
ダブルバレル・トラック」のネイチャーウォークをしたんだけど

ちょっと興味深かったのはね、


    



真ん中の写真は大木の根元なんだけど
大きな穴が開いているでしょう。


この辺りは地面がすぐに岩になっているので
このような大木も根が深く張れない為に、横に広く張っているだけなので
強風などが有ると、すぐに脆く倒れてしまうんだって・・・。

その倒れた木に「苔」が生え、その上に飛来してきた木の種が付き
全く別の木が生える事が良く有るらしい・・・。

これを「倒木更新」っていうんだって・・・。


それから
右の木には「年輪」がないでしょう。

ここでは夏冬とも木の成長が一定な為、「年輪」が出来ないんですって・・・。
初めて聞いたわ〜。


やっぱりガイドさんをお願いして良かった〜。





この後は「牧場見学」をしてホテルに帰ります。





    



この牧場ではちょっとだけ「乗馬」などもさせてくれたんだけど
正直言って、この「牧場見学」は今一つという感じで
無いほうが良かったって感じかな〜。

このワンちゃんは可愛かったけどね〜。(^^)





その夜は

「クイーンズタウン」にて「マオリ族のディナー付きショー」
と言うのを見たのだけど

踊っているので写真がボケちゃったわ〜。^_^;





場所が少しうら寂しい所にある
「スポーツクラブ」の地下で、
出演者もわずか五人の内の二人は白人という感じで
今一つ乗れなかったわ〜。






そして24日(土)・・・。

この日は午後3時過ぎのフライトでオークランドに向かうのだけど

時間まで、最後のハイキングをする事にしたの。
元気でしょう。


昨日のガイドさんお勧めの4時間コースに行ってみました。


    


      


      


この右の景色を眺めながら「ランチ」を食べたのよ〜。


         


季節が秋という事も有って、山の至る所にこんな「キノコ」が
沢山生えていましたよ〜。

食べられるキノコかどうかは全然分らないのだけど
誰も採る人は見かけなかったわ。

ニュージーランドの人たちは「キノコ」はあまり食べないのかな〜。
それとも、多分キノコなど至る所に生えていて
わざわざ採りになど来る人もいないのかも知れないわね。

勿体無い・・・。






こうして何日間かドライブをしていて
いつも気になっていたんだけど・・・。

道には車に轢かれた
「ネズミの親分」のような動物が沢山転がっていたの。

何だろう・・・と思ってガイドさんに聞いてみたら

「袋ネズミ」という動物で
これはニュージーランドでは最も嫌われている動物なんだって。

森に住んで異常に繁殖し
木の根や鳥の卵などを食べる為に自然の形態を壊しているらしい。

更に悪い事に動物や人間に感染すると死に至るという
恐ろしいウィルスの宿主でも有るんだって・・・。


そんな訳で、ニュージーランドの人は
夜行性のこの「袋ネズミ」が道路に出てくると
迷わず轢き殺す人が少なくないんだって。

袋ネズミ」だって夜中に車で狙われたんじゃ
袋のネズミ」だよね〜。



で、この「袋ネズミ」
何と
コートや敷物、帽子、襟巻きなどとして
その毛皮が売られているんだよ〜。

それも
お値段だってそれなりにお高いからビックリ!


       


「袋ネズミ」は英語で「ポッサム」と言うのだけど
不思議なもので

「袋ネズミの毛皮買ったよ〜。」
なんて人に言ったら、かなり聞こえは悪いけど

「ポッサムの毛皮買ったのよ。」

だったら受け取り方だって全然違うよね〜。

「ミンク」だって「イタチ」の仲間でしょう。

「イタチのロングコート・・・100万円」
って書いて有ったら、誰も買わないと思わない〜?

それに良く見ると、ちょっとミンクみたいで中々なのよ〜。

そんな訳で
ネズミ」のお帽子、1つ買っちゃったわ〜。
ふくろへのお土産にね。






さて

長いようでアッという間だった「ニュージーランド」旅行・・・。

ホントにホントに素晴らしかったわ。


とにかく殆ど雨には降られなかったという幸運


「紅葉」真っ只中の
一年中で最も美しい「ニュージーランド」を
最高に満喫した旅になりました。


「テカプ湖」のあの湖のミルキーブルー
「ワナカ湖」の紅葉の美しさ

「Gunn Lake」のメルヘンチックな景色
そして可愛い小鳥のロビンちゃん・・・。

そして

何と言っても、あの雄大な「
ミルフォード・サウンド」・・・。
見れば
見るふぉーど素晴らしかったわ〜。





どれをとっても全てが素晴らしく
一生忘れられない思い出になりました。

いつの日か

別の季節に又、この素晴らしい「ニュージーランド」
を訪れたいな〜・・・。