フランスの旅


〜ラスコー〜ロカマドール、そしてパリへ〜

「旅〜最終篇」






そして旅の4日目は「ラスコー」へと向かいます。


「ラスコー」
世界で最も見事な先史時代の芸術の一つとして知られているラスコー洞窟の壁画は、
1940年、犬を探して洞窟に入り込んだ少年たちによって発見された。
雄牛や馬、鹿などが生き生きと見事に描かれている。



シャンパパがカーナビに住所を入れ、出発したのは良いんだけど
「ラスコー」の村の標識は有れども、
洞窟らしき場所が何故かどうしても見つからないの。


ほんでもって

誰かに聞こうにも
悲しいかな、フランス語の出来る人はこの中には一人もいないの〜。

Yちゃんご主人は昔ちょっと勉強はしたらしいけど
自信は無いらしい〜。

てな訳で

「じゃあ、私が道を聞いてくるから、ちょっとここで車を止めて。」
と、この私・・・。

「わ〜、〇っちゃん、凄いじゃない。
頑張ってね〜。」

とYちゃん。

「まっかせない、なのよ。」




ほんで

近くの家の前に丁度、人の良さそうなお爺さんがいたので


「ボンジュ〜ル、ムッシュー、

nous sommes perdus,nous cherchons・・・ ici,
(私たちは道に迷いました、ここを探しているのですが・・・)

と、持っていた洞窟の写真を見せたの。


どうよ〜!

まぁ、こういう事も有ろうかと、
しっかり、こういうシチュエーションの会話を習っておいたんだわさ〜。
( ̄ー ̄)ゞ フフフのフッ


ところが、
ところがよ〜。

そのお爺さんってば、

「ア〜、ウィ!
ペラペラペラペラの・・・・・・・ペ〜ラペラ・・・ペラペラ・・・


あの〜!
ちょっとちょっと〜!

一体どうなってるの〜?


だって、
だって教科書では

「この通りをまっすぐ行って、〇つ目の角に教会があるので、
そこをまっすぐ行くと見つかりますよ。」

てな答えが返ってくる事になっている筈なのよ〜。
o( _ _ )oショボーン

で、結局こうなったの。





Yちゃんご主人にバトンタッチよ、
フン!


結局、この村は間違いなくラスコーなんだけど、
洞窟は全然違うここから何キロも先のとこだったのよ。
(>_<)

で、この洞窟は、以前はそのまま見学出来たらしいのだけど
人の息に含まれる二酸化炭素や水蒸気で壁画を傷めると分かり

今は全く本物そっくりの複製しか見られないのだけど
それも写真がNGなのでごめんねなの。


でも、ホントに迫力の有る素晴らしい壁画でしたよ。





そして、
このラスコーの近くのステキなカフェでランチです。





   


     





この後は「Rocamadour」
(ロカマドール)へ・・・・。


「ロカマドール」
粗肌を晒した岸壁、殆ど水の枯れた川が・・・見事な渓谷の底を流れ
断崖絶壁に張りつき、その一部になったような中世の村・・・。
聖母マリアの奇跡など、数多くの謎に包まれた聖地。






   


   


  


      



ここにはこの5月末にアニーママたちとも来たんだよ。





そして、この日も又同じシャトーホテルに戻り
ディナーだったのだけど、

4日目には全員「胃痛」に悩まされたのでございまつ。

さすがにこってりしたフランス料理にデザートの数々を連日ではね〜。
(*^^)v





そして

暫くホテルへの帰り道でフランス語の話になったんだけど


「今日のディナーもコースはとても食べられそうに無いわ〜。」

と私が言うと、Yちゃん

「無理して食べなくて良いんじゃない?
あのさ、食べるってフランス語で何て言うの?

「マンジェよ。」


「で、否定文は?」

「うん・・・主語+ne(ヌ)+動詞+pas(パ)。かな」


「じゃあさ、
“ジュ プティ.  ジュ ヌ マンジェ パ”
って言ったら良いんじゃない?

私チビ、私食べない・・・でしょ?」

「何だか、怪しい中国人の日本語みたいだけど、通じると思うよ。」


又も皆で大爆笑!!!





と言いながら、食べたコース料理です。


  



ついでに食後のお茶とデザートもね〜。
(*^^)v

  





そして旅の最後の日は、Yちゃんの第一目的でも有った
「リモージュ」でお買物〜♪

Yちゃんは↓のシリーズのデザート皿などを沢山お買い上げ〜。





そして

私は↓このスープ皿を6枚とコーヒーカップを
この旅の思い出に2点お買い上げ〜♪


   



帰りの夕焼けが素晴らしかったですよ〜。

Yちゃんカメラマンのベストショットです。
(^^)






こうして無事に「4泊5日」の楽しい旅を終え
我家で途中マルシェで買ったお野菜の天婦羅に、

頂き物の美味しいお出しを使った「おうどん」という
簡単ディナーだったんだけど・・・


全員揃って

「豪華なフランス料理も良いけど、
やっぱりこのおうどんが、今までで最高に美味しいね。」

だって〜。

これが日本人の私とYちゃんの会話なら分かるけど
アメリカ人のシャンパパとドイツ人のYちゃん夫までそう言うんだから

何か、笑っちゃうよね。
(*^^)v



えっ?

で、今回はハプニングが何も無かったのかって?
それがね〜、
有るってば有ったのよ。


それは旅の最後の日に
「Sarlat」という町で古い街をお散歩したり、
マルシェでお買物などをしての帰りの事・・・。


  



駐車場の近くに有ったお手洗いにYちゃんと寄ったのだけど

先に入ったYちゃんがデジカメとか私の荷物を全部持ってくれて、
先に車に戻ったの。


そして私も車に戻り、いざ出発の時に

「あっ、ところで私のデジカメは何処かしら?」

と聞くと、Yちゃん

「えっ?えぇぇぇぇぇ〜?

さっき確かに私、〇っちゃんのデジカメも預かったわよね?

無いわ!

うっそ〜!

何処かに落としたのかしら〜。」
( ̄□ ̄;)ガーン


えぇ〜?という訳で、

それからすぐに全員で探したわよ〜。

お手洗いの辺りから、Yちゃんが歩いたと思われる場所を
皆で必死にね。


でも、何処にも無いの〜。

「若し落としたとしたら、観光地で人も多いし
まず見つからないよね。
でも、落とせば音がして気がつく筈だよね。」

なんて言いながらね。


で、最後に私が

「ねぇ、ひょっとして荷物をトランクに入れた時に
ひょっこり落ちたんじゃないかしら。
デジカメの紐を手にかけていたでしょ?

取敢えず一旦荷物を全部出してみようよ。」


これが大当たり!!!

有った!有ったのよ〜。

小さいカメラだから、
荷物の脇にひょっこり落ちたのに気が付かなかったのね。
ヤレヤレ・・・。


車に乗ってからYちゃん

「ホントに見つかって良かったわ。
カメラは弁償出来るけど、折角撮った思い出の写真は
弁償出来ないものね。」


「そんなのいいのよ。
カメラは他に3台も持ってきてるんだもの〜。」

「そうだね、でもさ〜・・・ホントに良かった。」


てな一件がね〜。
(*^^)v




さて、今回の
ちゃんたちとの旅・・・。

本当に
ワイワイと賑やかで、笑いの絶えない旅だったわ〜。


めぐりもシャトーホテルも、とってもおもしろかった〜!


終わり